ジョン・レイデン (John Leyden, 1775-1811)


 

 

1775年9月、スコットランド、ロクスバラ (Roxburgh) 州の小村デンホルム (Denholm) で 羊飼いの子として生まれる。スコット (Sir Walter Scott) が その才気溢れる短い一生を惜しむほど、レイデンは詩人、古物研究家、言語学者、 フォークソング収集家、東洋学者、医者としての才能に恵まれた。 スコットの Minstrelsy of the Scottish Border (1802-3)の編集に携わり、 自らも "Lord Soulis" や "The Mermaid" などのバラッド詩を提供し、 論文 "Dissertation of Faery Superstition" も寄稿した。 また、M・G・ルイス (M. G. Lewis) の Tales of Wonder (1801) にも バラッド詩 "The Elfin-King" を載せている。 彼の詩やバラッドは、死後出版である Poems and Ballads (1858, 1875) に収められている。 当時の探検ブームや異国文化への憧れに乗じて、1803年、医者としてインドに赴任し、1811年ジャワ島で命を落とすまでインドや極東の地域に滞在する。 その間、インドやその他のアジアの言語、神話、民俗学の研究において多大な功績を成し、その博学と、いわゆる "Romantic Orientalism" への貢献はサー・ウィリアム・ジョーンズ (Sir William Jones, 1746-94) に匹敵するほどであると称されている。  (Y. Y.)

 

原詩(英詩)
1. The Cout of Keilder
2. The Elfin-King
3. The Lai of the Ettercap
4. Lord Soulis
5. The Mermaid
 

論文一覧