ヘンリー・カーク・ホワイト (Henry Kirke White, 1785-1806)



1785年3月、ノッティンガム (Nottingham) に生まれる。詩集 Clifton Grove, a Sketch in Verse, with Other Poems (1803) は Robert Southey の関心を引き、この先輩詩人の暖かい助力を受けることになる。彼の死後、Southey は彼の詩とともにその思い出を綴った Remains (1807) を出版している。夭折したこの詩人は、その短い人生ゆえに美化されることが多いが、Southey に呼応するかのように Byron もこの詩人の才能を認めている。“The Fair Maid of Clifton”, “Clifton Grove” などの宗教詩や賛美歌は、その才能が発揮された秀作である。 (Y. Y.)

原詩(英詩)  
1. A Ballad ("Be hush'd, be hush'd, ye bitter winds")  
2. Gondoline: a Ballad