18世紀のイギリス でバラッド詩という新しいタイプの詩が生まれ、以来、今日まで独特のバ ラッド模倣詩が生み出されて来ました。当ホームページ「英国バラッド詩アーカイブ」は、バラッド詩研究の基盤を整備するために、製作者が知りうる限りでの バラッド詩を網羅的に蒐集したものであります。

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ヘンリー・ケアリー (Henry Carey, ?1687-1743)


イングランドの詩人、劇作家、音楽家。1713年に最初の詩集 Poems on Several Occasions が出版される。25年出版の詩 Namby Pamby は、 1行7音節の珍しい作詩法で「万人に捧げる」一連のオードを書いた Ambrose Philips (1674-1749) に対する諷刺詩であるが、‘namby-pamby’ という言葉が、感傷的でめめしい詩文や人間を指す普通名詞や形容詞として使わ れるようになったほど、この詩は人気を博し、ポープ (Alexander Pope, 1688-1744) の賞賛を得、ケアリーは “Namby Pamby Carey” と呼ばれ、フィリップス自身は “Namby Pamby” と呼ばれるようになった。Poems on Several Occasions に 収録された “The Ballad of Sally in our Alley” はアディソン (Joseph Addison, 1672-1719) に一度ならず褒められて、こちらも大人気で、今日まで様々な歌手によってうたい継がれている。 (M. Y.)

原詩(英詩)  
1. The Ballad of Sally in our Alley