オーブリー・ド・ヴィア (Aubrey De Vere, 1814-1902)
アイルランドの詩人。1814年1月、リメリック (Limerick) に生まれる。同じく詩人の Sir Aubrey de Vere (1788-46) の息子。Wordsworth や Coleridge の影響の下で詩人としてのキャリアを始め、Tennyson, Browning, Carlyle, Sir Henry Taylor など当時の著名人との交友関係を築いた。父の死やアイルランド大飢饉を境に、彼の宗教心は深まりを見せ、ローマン・カトリックに改宗するに至る。賛美歌 "A May Carol" は、ローマ教皇 Pius IX の計らいにより作られたと言われている。また、ケルト伝説や文学にも多大なる関心を示し、後の 'Celtic Revival' への道筋を示した。主な詩集に The Sisters (1816), Irish Odes (1869), Legends of St Patrick (1872), St Peters Chains(1888) など。 (Y. Y.)
原詩(英詩) | |
1. At the Tomb of King Arthur | |
2. A Ballad of Athlone | |
3. The Ballad of “Bonny Portmore” | |
4. A Ballad of Sarsfield | |
5. The Bier that Conquered; or, O’Donnell’s Answer |