18世紀のイギリス でバラッド詩という新しいタイプの詩が生まれ、以来、今日まで独特のバ ラッド模倣詩が生み出されて来ました。当ホームページ「英国バラッド詩アーカイブ」は、バラッド詩研究の基盤を整備するために、製作者が知りうる限りでの バラッド詩を網羅的に蒐集したものであります。

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ウィリアム・マザウェル (William Motherwell, 1797-1835)


1797年10月、グラスゴー生まれ。郷土史やバラッドへの情熱から、The Harp of Renfrewshire (1819), Minstrelsy Ancient and Modern (1827) などのバラッドコレクションを編み出す。彼自身も数多くのバラッドを執筆し、その中でも Poems Narrative and Lyrical (1832) に収められた "Jeanie Morrison" が有名である。政治的にはトーリー党・オレンジ党主義を標榜し、その機関紙 Glasgow Courier の編集にも携わる。騎士道精神溢れる過去やスコットランドの古い文化遺産への傾倒が、数々の彼のバラッドに結晶化された文化的な愛国主義を生み出したと言えるだろう。  (Y. Y.)

論文 1 井上清子「ウィリアム・マザーウェルの『バラッド集』に見るピーター・バッハンの影」
原詩(英詩)  
1. Clerk Richard and Maid Margaret  
2. Elfinland Wud  
3. The Ettin o' Sillarwood  
4. The Fause Ladye  
5. Halbert the Grim  
6. Jeanie Morrison  
7. Lady Margaret  
8. Lord Archibald  
9. The Master of Weemys  
10. The Mermaiden  
11. Roland and Rosabelle  
12. The Rose and the Fair Lilye  
13. The Slayne Menstrel  
14. True Love's Dirge