18世紀のイギリス でバラッド詩という新しいタイプの詩が生まれ、以来、今日まで独特のバ ラッド模倣詩が生み出されて来ました。当ホームページ「英国バラッド詩アーカイブ」は、バラッド詩研究の基盤を整備するために、製作者が知りうる限りでの バラッド詩を網羅的に蒐集したものであります。

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アルフレッド・パーシヴァル・グレイヴズ (Alfred Perceval Graves, 1846-1931)



アイルランド詩人、ソングライター、視学官。1846年7月22日、アイルランド南西部リメリック (Limerick) の司教チャールズ・グレイヴズの息 子として生まれる。イングランドのウィンダミア・カレッジとダブリン大学トリニティ・カレッジで教育を受ける。1869年には内務省の文官となり、視学官 に就任する1875年まで務めた。視学官の仕事は1910年まで続いた。他方でA・P・グレイヴズは、数年間にわたってアイルランド文学協会の会長を務 め、アイルランド文学のリバイバルで重要な役割を果たした。チャールズ・スタンフォード (Charles Stanford) と共同で、いくつかのアイルランドのソングやバラッド集を出版したが、それらの中にはA・P・グレイヴズの有名なバラッド「オウフリン 神父」(‘Father O’Flynn’) も含まれている。ふたりの編纂集には『アイルランドのソングとバラッド』(Irish Songs and Ballads , 1880) や『古いアイルランドのソング』 (Songs of Old Ireland, 1882) がある。また、『アイルランドのフォークソング』(Irish Folk-Songs, 1897) や『エリン(アイルランド)のソング』(Songs of Erin, 1901) のメロディはチャールズ・ウッド (Charles Wood) がアレンジした。詩人のロバート・グレイヴズ (Robert Graves, 1895-1985) はA・P・グレイヴズの2番目の妻アミー・ランケとの間の息子。A・P・グレイヴズの自伝『すべてに回帰を』(To Return to All That, 1930) はロバート・グレイヴズの『すべてに別れを』(Goodbye to All That, 1929) に応えたもの。1931年12月27日死去。 (H. N.)

原詩(英詩)  
1. Johnny Cox  
2. The Sailor Girl  
3. The Song of the Ghost